公益社団法人　琉球水難救済会の活動

  

台風の影響により延期になった、平成２３年７月２２日金武町立金武小学校において、若者の水難救済ボランティア教室を開催した。金武小学校におけるボランティア教室は、「水難救助講習」の一環で金武町教育委員会より去年と今年で２回目の開催の依頼があり、金武町内の小学生・中学生・保護者を対象に開いたものである。

金武小学校プール


今年も金武町教育委員会社会教育課が主催となり、金武地区消防本部、中城海上保安部、日本赤十字社沖縄県支部水上安全指導員、沖縄ライフセービング協会の協力を得て行われた。

心肺蘇生法・AEDの取扱いを学ぶ児童


ライフジャケットを使用した浮力体験


プ－ルでは、生徒達による水に親しむ体験、水深の確認体験、水の流れ、海で潮の流れを知る体験、浮く体験、背浮き体験、ライフジャケット着用体験等数々の体験に目を輝かし、笑い声とともにはしゃぎながら水に親しみ、楽しんでいました。

記念写真
  

琉球水難救済会では、平成２３年７月８日、中城海上保安部が主催する平成２３年度沖縄県中部地区救難所員合同訓練に中城海上保安部、中城北中城消防本部が参加し、中城村久場地区（久場崎救難所地先海面）において合同訓練を行なった。
　


同地域における関係機関との合同訓練は初めての試みであり、同訓練では、心肺蘇生法、水上オ－トバイにライフスレッドを活用した救助訓練が行われ、関係機関との連携の構築、更に今後の救助活動等に大きな成果がありました。
　

  

７月３日那覇市立石嶺小学校において、若者の水難救済ボランティア教室を開催しました。

石嶺小学校におけるボランティア教室は、石嶺小学校PTA文化教養部より開催の依頼があり、
１年生から６年生と父母を対象に開いたものである。

夏休みに向け、海水浴シーズンを迎えるにあたり、水に慣れ親しみながら水辺での事故防止の
ための知識・実践方を親子で学び、「安全で楽しい海水浴・水遊び」の意識を高めることを
目的として行われました。




心肺蘇生法のデモンストレーション


ライフジャケットを使用しての浮力体験




ボランティア教室終了後の父母の感想の中には、「これまで海水浴は遊ぶだけのイメージしかなかったが、海洋危険生物や正しい海水浴の利用方を子供にきちんと教えなければならないという大切さを知った。」「こういった教室をもっと広めていくべきだと思う。」など様々な感想が寄せられ、好評のうちに本教室の終了となりました。
  

平成23年7月1日
パレッドくもじ前の広場にて青い羽根募金運動出発式が行われました

例年海の日を中心に7月1日から8月31日までの2ヶ月青い羽根募金強調運動期間として全国的に募金活動が展開されます


青い羽根募金は海で遭難した人々の救助活動にあたる救難所員等を支援する為の資金に利用しています

今年もこの出発式をかわきりに県内各所で募金活動が展開されます


本日行われた出発式には、沖縄県漁連、琉球海運〔株〕、沖縄県ウォタ－クラフト安全協会、沖縄ライフセ－ビング協会、沖縄海事広報協会、那覇地区漁協、とかしき、青い羽根募金推進員等が参加するとともに、モデルの桃原遥さん等多くの方々が駆けつけてくれました

琉球水難救済会　比嘉会長による挨拶




約１時間に及ぶ募金活動では、多くの方が立ち止まり募金をして下さり、素晴らしい出発式となりました


街頭での募金活動の様子