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Posted by TI-DA at

2011年11月29日

座間味地区救難所員合同訓練(ダイビング事故対策訓練)

琉球水難救済会では、11月25日(金)座間味村安護の浦海域にて、第十一管区海上保安本部及び沖縄県ダイビング安全対策協議会が合同で行うダイビング事故対策訓練に、2救難所の救難所員が参加し、合同訓練を実施した。



模擬吊上げ訓練


信号紅炎点火訓練


県内では、ダイビング等のマリンスポーツも盛んで、観光客等で賑わっているもののダイビングに伴う遭難事故等の発生も少なくなく、時にはダイビング関係者の救助捜索活動も行っており、今回の訓練で更なる救助活動等の習得及び関係機関等との連携を構築できたことは大いに成果のある事故対策訓練であった。


  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 14:27海難救助訓練

2011年11月28日

フサキビーチ救難所 海難救助表彰式

沖縄本島から南へ400キロ、石垣島の西海岸の名蔵湾に位置するフサキビーチは老舗のレジャービーチで、シーズン中は県外から多くの観光客が訪れる。ビーチの沖合いは、石垣港に入出港する商船や漁船の航路となっているが、ビーチは真っ白く、長い砂浜が続く人気のスポットである。
10月中旬ともなると、本土では冬がそこまでやって来る気配だが、南国石垣ではまだまだ海水浴シーズン中だ。
22日午前10時20分ごろ、ビーチの監視塔で遊泳する客の動静を監視していた松井利江救難所員は、500メートルばかり沖合に船首を海面に突き出して漂流する遭難船を発見した。
当時、沖合いは北東の風が厳しく波高3メートルの荒天だったが、すぐさま救助出動を決意し、同僚の石井拓救難所員と共に水上オートバイ2隻で出動、半沈没状態の船体の近くの荒海に投げ出されて懸命に泳いでいた乗組員2名を発見揚収し、間一髪で尊い人命を救助した。
石垣港を出港して、遭難海域まで進んだ5トンのレジャーボートは、波が高く荒天難航状態となり反転して引き返す際に後部から大波を受け水没状態になったもので、「フサキ救難所の迅速な行動で命拾いした」と感謝を述べていた。



  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 16:25表彰

2011年11月22日

平成23年度本島地区洋上救急慣熟訓練

琉球水難救済会では、11月18日午後、海上保安庁那覇航空基地において、23年度第1回目の洋上救急慣熟訓練を実施した。



第十一管区海上保安本部救難課が全面的に企画した訓練計画に基づき、救難課長の開会挨拶の後、那覇航空基地の最新鋭ヘリコプターのアグスターを使い、洋上救急往診に携わる医師や看護師16名が3組に分かれ、狭隘な機内における患者と医療従事者の位置関係の確認、医療器具の設置場所の確認等々を体験した。





地上での訓練を実施した後は、基地の格納庫前面のエプロンで、ベル212型機が適度の高度でホバーリングし、患者に見立てた海上保安官を、航空機と機動救難士が連携して吊り上げ、機内に収容する一連の動きを、機内と地上から見学した。






医師や看護師は往診派遣となったときには、長時間のフライトと狭い機内で患者と治療することとなることから、全員が終始真剣な面持ちで対応していた。
訓練は那覇航空基地以外に航空自衛隊においても実施された。


  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 16:48洋上救急

2011年11月21日

宮古島市役所 青い羽根募金感謝状伝達式

琉球水難救済会では、23年度の青い羽根高額寄付団体として宮古島市に感謝状の伝達式を行った。
11月15日宮古島市庁舎の市長室を訪れた比嘉榮仁会長は、宮古島海上保安署長ご臨席のもと、地元マスコミの取材を受けながら下地敏彦市長に感謝状を伝達した。



宮古島市の募金は、市職員を中心に集められたもので、下地市長は沖縄県漁業協同組合連合会長と琉球水難救済会理事を歴任されており「水難救済会が常に訓練をして救助に備えてくれていることは心強い」と激励と感謝の言葉で応えていただいた。

  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 17:02青い羽根募金運動

2011年11月20日

11月14日宮古地区救難所員合同訓練

琉球水難救済会では11月14日午後、宮古島東急リゾートホテル及びその前面海域において救難所合同訓練を実施した。
宮古島における訓練は2年ぶりで5ヶ所の救難所と消防警察の30名が参加して行われた。





訓練開始はホテルの一室を利用し、下地診療所の打出医師による『救急救命講話』から始まり、各救難所員が真剣な眼差しで聴いていた。
その次に、地元消防が真に迫った心肺蘇生法とAEDの操作について講演と実技指導を行った。





海上での訓練は、鉄人レースで有名な宮古島トライアスロンの、スイムの会場となっている前浜ビーチで行われたが、あいにくの前線通過の影響で、海上模様が悪化していくなか、全員がずぶ濡れになりながらも、降りしきる雨の中を、懸命に水上オートバイを操船しながら、ライフスレッドに遭難者を乗せて搬送する訓練などを繰り返した。





訓練終了時には消防や警察の担当者から「訓練を継続して実施して欲しい」との要望を頂き、
2年後の訓練実施を約束した。
  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 16:36海難救助訓練

2011年11月04日

新原ビーチ救難所員合同訓練



 琉球水難救済会では、平成23年10月4日新原ビーチ救難所員合同訓練に、新原ビーチ救難所、美々ビーチ救難所、奥武島救難所、中城海上保安部、島尻消防本部が参加し、新原ビーチ(新原ビーチ救難所地先海面)において合同訓練を行った。

島尻消防本部によるライフスレッドの取扱い訓練

島尻消防本部救急隊による心肺蘇生法訓練

奥武島救難所員による、心肺蘇生法及び対外式除細動器(AED)の実技演習

 同地域における関係機関との合同訓練は初めての試みであり、同訓練では、心肺蘇生法(AED)、水上バイクにライフスレッドを活用した救助訓練が行われ、関係機関との連携の構築、更に今後の救助活動等に大きな成果がありました。
 今後もこの種訓練には、積極的に参加するとともに水難救助事業活動等の思想普及に努める所存です。

  


Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 11:27海難救助訓練