2012年06月26日

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)

琉球水難救済会では平成24年6月17日、昨年に引き続き国立沖縄青少年交流の家から、自然体験活動指導者養成研修公募受講者に対する「若者の水難救済ボランティア教室」の開催依頼があり、同教室を開催した。
この教室には小学校の長期自然体験活動において、教育効果の高い自然体験活動等の機会を提供する為に、青少年の健康、安全等に関わる指導や青少年の体験活動の指導補助を行う指導者を養成する事を目的に、学生・教育関係者・県内レジャー施設関係者・各企業等からの意識の高い受講者が集まっており、講習のはじめから積極的な姿勢がみられた。

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)




 受講者は小学生の自然体験活動に従事する事を目的に参加している為、講習内容も『命を守る~救命救急~』と題し、一般的な心肺蘇生法・AEDの取扱い方法等を学び、体験しながら、子どもを対象とした場合の対応の仕方等も指導され、受講者は真剣に耳を傾けていた。また各グループに分かれての心肺蘇生法・AEDの取扱い方法の訓練では、他の人がバディーを組んでレサシアンで訓練する様子を見て意見を交換しあう姿や、講師に対しても色々な場面を想定しての対応方法等、積極的に質問をする姿に受講者の意識の高さを感じた。

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)

受講者の感想からも、「これまで救命救急法を学んだ事があったが、あらためて定期的に学習する事の大切さを知った。」「こういった教室をもっと広めていくべきだと思う。」等の様々な感想が寄せられ、主催者からも今後も是非本教室を利用したい、また身近な小・中学校等での開催も可能か等の質問があるなど、好評のうちに本教室の終了となった。

糸満青少年の家(若者の水難ボランティア教室)




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Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 15:17 │ボランティア教室