公益社団法人　琉球水難救済会の活動

平成25年11月14日（木）に、宮古島東急リゾート施設及び全面海域において、マリンレジャー及び漁業関係救難所員等関係者が参加し、２年ぶりに宮古地区救難所員合同訓練を開催した。



午前中は、ウォーターリスクマネージメントの講習会と心肺蘇生法訓練、AED訓練を実施した。
海に関わる仕事で、様々なリスクを背負う前に回避していく事で、未然に事故を防ぐように心がけ、万が一救助の際は落ち着いて冷静に対応するよう心がける等の指導を受けた。自分自身が焦っては救助にならないので、訓練を真剣に受講していた。







午後からは、海浜にてライフスレッドを活用した救助訓練が行われた。
初めて訓練を受ける救難所員や例年参加している所員もおり、二手に分かれて訓練を実施した。



ライフスレッドの取り付け方の指導を受け、要救助者の救助手法を学び、その後水上バイクにて実際に要救助者を救助し、細かな点の指導を受けた。







一度は、台風接近に伴い訓練を延期したが、訓練当日も再度台風接近にて実施が心配されたが、前日の雨も上がり訓練日和となり、無事に訓練を終了した。



事故等がない方が良いが、今後もし救助する側になったのであれば、この訓練を活かして迅速に対応し、人名救助に努めて欲しい。