2014年04月10日

西表島での救難所員合同訓練

琉球水難救済会では4月10日八重山の西表島上原救難所の協力を得て、この地域でダイビング・スノーケリング事業に従事するスタッフに対する安全講習と救助訓練を行った。
午前は琉球水難救済会の浅野常務理事が会の活動についての説明があり続いて『海難はゼロにはならない。発生した事故が重大な結果にならないように迅速確実な救助と『命のリレー』を行わなければならない』こと等についての講話を行った。
続いて沖縄ダイビング安全対策協議会会長が講演、さらに沖縄ライフセービング協会による心肺蘇生法などの理論と実際を勉強した。
午後には石垣海上保安部の警備救難課長が訓練を見守る中で、受講者全員が海に入り、遭難者の救出、搬送、診療所に搬送するトラック上での対応などを学んだ。
この訓練には午前と午後で90名の若者達が参加した。
彼らの安全意識は高く、来年度もこの種の訓練を実施して欲しいとの要請を受けた。



Posted by 公益社団法人 琉球水難救済会 at 17:52